目黒区の英語教育まとめ|小学校のALT授業から中学の英語キャンプまで、保護者が知っておきたいこと

2026年10月6日 · @Bebai

「目黒区の小学校って、ALTの先生はどれくらい来てくれるの?」 「授業が40分って聞いたけど、英語の時間は足りている?」

目黒区にお住まいの保護者の方から、こうしたご質問をいただきます。子供英会話家庭教師ビバイ(bebai)のMaiです。

結論から言うと、目黒区立小学校では1・2年生からALT(外国語指導員)の授業があり、学年が上がるにつれてALTと過ごす時間が増えていきます。また目黒区は、全区立小学校で「40分授業午前5時間制」を導入している区です。

この記事でわかること

  • 目黒区立小学校の英語を、ALTの授業時間の実績とあわせて学年別に整理した一覧
  • 40分授業の時間割の中で、英語がどう位置づけられているか
  • 中学校の英語キャンプや体験型英語学習など、区が用意している英語の機会
  • 学校の英語を活かすために、家庭でできる3つのこと

読み終えるころには、小学校から中学校までの目黒区の英語の流れと、家庭で手を添えたいポイントが見えてくるはずです。

目黒区立小学校の英語、学年別の早見表

目黒区は平成10年度から、区立小学校にALTを派遣しています。区の「目黒区の教育 令和7年度実績報告書」をもとに、学年ごとに整理しました。

学年国の基準(学習指導要領)ALTの授業(令和7年度、1学級あたり年平均)主なねらい
1・2年生英語の授業はなし13時間英語の音や外国の人にふれる
3・4年生外国語活動 年35単位時間(週1コマ程度)30.9時間「聞く」「話す」を中心に慣れ親しむ
5・6年生教科「外国語」 年70単位時間(週2コマ程度)54.2時間「読む」「書く」が加わり、成績もつく
中学生英語科75.7時間英語科の授業でALTが教員の助手を担当

※ALTの時間は、区の実績報告書にある1学級あたりの平均です。学校によって差があります。 ※令和7年度は、希望する小・中学校で、オンラインのALTを組み合わせた授業も行われました。

3・4年生では英語の授業の約9割に、5・6年生では授業のおよそ4分の3にALTが入っている計算です。ネイティブの英語を聞く機会が多いのが、目黒区の小学校英語の特徴と言えます。

なお、目黒区の小学校で使われている英語の教科書は東京書籍のものです(令和6〜9年度)。

40分授業の目黒区、英語を数字で見ると

目黒区では令和7年度から、全区立小学校22校で「40分授業午前5時間制」を実施しています。1コマを40分にして午前中に5コマ授業を行い、その分生まれた時間を、各校が自己選択学習や探究的な学び、異学年交流などに使う仕組みです。英語の授業も、この1コマ40分の時間割の中で行われます。

数字を身近な単位に置き換えると、次のようになります。

  • 1・2年生のALT授業(年13時間)は、おおよそ月に1回強のペース
  • 小学校6年間のALT授業は、1学級あたり合計で約200回分
  • 40分の授業を35人学級で単純に分けると、先生と1対1で話せる時間は1人あたり約1分10秒

ALTの英語を聞く機会は6年間でたっぷりあります。一方で、大人数のクラスで一人ひとりが声に出せる量には限りがあります。実際の授業ではペア活動なども取り入れられていますが、それでも「話す量」は家庭や学校外で補うと伸びやすい部分です。

もう一つ見ておきたいのが、1・2年生の時期です。ALTの授業は月1回強なので、次の授業までに英語にふれない期間がどうしても空きます。この「あいだ」をどうつなぐかも、低学年のうちの大切なポイントです。

授業以外にもある、目黒区の英語の機会

目黒区の英語の体験事業は、中学校に入ってから本格的に始まります。小学生の保護者の方は、中学で待っている機会を知っておくと、小学校のうちに何を準備すればよいかが見えてきます。

取り組み対象内容(令和7年度の実績)
日帰り体験型英語学習区立中学校1年生の全生徒江東区青海の体験型英語学習施設「TOKYO GLOBAL GATEWAY」で、オールイングリッシュの体験型学習。以前は小学校の高学年が対象だったが、令和6年度から中学1年生に変更
めぐろイングリッシュ・キャンプ区立中学校2年生の参加希望者区の八ヶ岳林間学園で2泊3日。令和7年度は7月28〜30日に76名が参加
ソウル特別市中浪区との賀状交換区立小学校の児童中浪区の小学生と年賀状を交換。令和7年度は約290点
ジョージア州チェロキー郡との絵画交流区立小・中学生毎年30点ほどの絵画作品を交換し、連合展覧会で展示

※いずれも区の「目黒区の教育 令和7年度実績報告書」をもとにしています。今年度の内容は学校からのお知らせでご確認ください。

小学生のうちに英語を「使う」体験をする区の事業は、現在は多くありません。だからこそ、中学1年生のTGGや2年生のキャンプで物おじせずに話せるよう、小学校のうちから声に出す経験を積んでおきたいところです。

目黒区の英語を活かすために、家庭でできる3つのこと

目黒区の小学校は、ALTの英語にたっぷりふれられる環境です。家庭では、その「聞いた英語」を「使える英語」に変える後押しをしてあげてください。保護者の方が英語を話せなくても大丈夫です。

1. ALTの授業を、家で「再現」してもらう

1・2年生のALT授業は月1回強です。授業があった日に「今日はALTの先生とどんな英語をしたの?」と聞いてみてください。お子さんに先生役になってもらい、歌やあいさつを教えてもらうと、自然に復習になります。

出てきた単語を一つメモして冷蔵庫に貼っておくだけでも、次の授業までの橋渡しになります。

2. 毎日5分の「声に出す英語」を習慣にする

学校では一人ひとりが話せる時間に限りがあるので、家庭では短くても毎日、英語を口に出す場面をつくってあげてください。長さより回数が大切です。

  • 1・2年生:英語の歌を一緒に歌う、絵本の決まったフレーズを一緒に言う
  • 3・4年生:授業で習った表現(好きなもの、天気、数など)を食卓のクイズにして1問だけ出す
  • 5・6年生:教科書の本文を声に出して読む。音と文字のつながりが育ち、中学の英語にもつながります

家での遊び方は「英語は教えるな、遊べ|家庭でできる英語ごっこ遊び3選」もご覧ください。

3. 中学のTGGやキャンプを見据えて「通じた」経験を積む

中学1年生のTGG、2年生のイングリッシュ・キャンプでは、英語だけで過ごす時間があります。そこで楽しめるかどうかは、「英語で伝わった」という経験をどれだけ積んできたかに左右されます。

高学年になったら、「名前・好きなこと・得意なこと」を英語3文で言う練習や、家族を相手にした道案内ごっこなどがおすすめです。間違いをその場で直すより、伝えようとしたことを認めてあげてください。声かけのコツは「子どもが英語を嫌いになるNG声かけ5つ|代わりに使いたい言葉」にまとめています。

学校外の学びを足すなら、「話す量」で選ぶ

家庭だけでは難しいと感じたら、学校外の学びを足すのも一つの方法です。目黒区の場合、ALTの英語を聞く機会は学校で十分に確保されています。そのため判断軸は、一人ひとりが「話す量」を確保できるかどうかです。

英会話教室、オンライン英会話、家庭教師の違いは「英会話教室・オンライン・家庭教師…結局どれが一番伸びる?年齢別に考える」で年齢別に比較しています。

ビバイは、東京都内を中心にご自宅へ伺う子ども英会話の家庭教師です。マンツーマンなので、レッスン時間のほとんどがお子さん自身の「話す時間」になります。学校で習っている表現に合わせたレッスンにも対応しています。

講師は、採用率12%の選考を通ったバイリンガルです。自分自身も言葉を学んできた経験があるからこそ、つまずきやすいポイントに寄り添えます。指導報告書では、ご家庭での声かけのヒントもお伝えしています。

まとめ

  • 目黒区立小学校では1・2年生からALTの授業があり、令和7年度は1学級あたり年平均で1・2年生13時間、3・4年生30.9時間、5・6年生54.2時間
  • 全区立小学校が「40分授業午前5時間制」で、英語も1コマ40分で学ぶ
  • ALTの英語を聞く機会は多い一方、一人ひとりが話す時間は限られる
  • 区の英語体験事業は中学校が中心。中1は全員がTGG、中2は希望者がイングリッシュ・キャンプに参加できる
  • 家庭では、①ALTの授業を家で再現、②毎日5分声に出す、③中学を見据えて「通じた」経験を積む、の3つを意識する

目黒区の小学校は、ネイティブの英語に早くからたくさんふれられる環境です。その「聞いた英語」を「話せる英語」につなげるお手伝いができればうれしいです。

「うちの子の学年だと、今なにをすればいい?」というご相談も、無料体験レッスンでお気軽にどうぞ。お子さんの今の英語の様子を見たうえで、学校の英語とあわせた進め方をご提案します。

ほかの区の英語教育については「世田谷区の英語教育まとめ」「品川区の英語教育まとめ」でもご紹介しています。

Mai
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この記事でお伝えしたような考え方を大切にしながら、ビバイでは子どもの英会話を専門とする家庭教師サービスを提供しています。

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