「英語、やる気なくなっちゃった」
そう言い出したお子さんに、思い当たるふしはありませんか?子供英会話家庭教師ビバイ(bebai)のMaiです。英語学習へのやる気は、保護者の方の言葉一つで大きく変わります。今回は、気づかずやってしまいがちなNG声かけと、代わりに使ってほしい言葉をご紹介します。
なぜ声かけが重要なのか
英語学習は、知識を積み上げるだけでなく、「また話したい」「もっとやってみたい」という気持ちを育て続けることが長続きの鍵です。その気持ちを左右するのが、日常の中での保護者の言葉です。
良かれと思って言った一言が、お子さんの中で「英語は怖いもの」「自分はできない」という印象として残ってしまうことがあります。
NG声かけ5つと、代わりの言葉
1.「なんでそんなことも言えないの?」
できていないことへの焦りから出てしまう言葉ですが、お子さんにとっては「自分は英語ができない」という確認になってしまいます。英会話の習得には時間差があり、今日できなくても来月できることはたくさんあります。
代わりに:「今日これが言えたね。すごいじゃない」
できていることに目を向ける言葉に変えるだけで、お子さんの受け取り方が変わります。
2.「もっとちゃんと発音して」
発音への指摘は、英語を声に出すことへの抵抗感を育てます。特に「ちゃんと」という表現は、何がNGなのかが曖昧で、お子さんを混乱させます。
代わりに:「こう言ってみよう」と正しい発音を一度だけ自然に聞かせる
訂正より「聞かせる」に切り替えると、プレッシャーなく修正が入ります。
3.「〇〇ちゃんはもう言えるんだって」
比較は一時的な動機づけになっても、長続きしません。他の子と比べられると、英語学習が「勝ち負け」になり、「負けている」と感じた瞬間にやる気を失います。
代わりに:「先月より上手になったね」
比べる対象を「過去の自分」にすると、成長を実感しやすくなります。
4.「もう少し続けなさい」
英語学習のタイミングをコントロールしようとする言葉です。強制されて続けた英語は、「やらされている」という感覚を強め、自主的に取り組む力を育てません。
代わりに:「今日はここまでにしようか。次はどこからやる?」
区切りを本人に決めさせることで、主体性が育ちます。
5.「英語できないと困るよ」
将来への不安から出る言葉ですが、お子さんにとってはプレッシャーにしかなりません。「困る」という否定的なイメージが先に立つと、英語が「楽しいもの」ではなく「怖いもの」になってしまいます。
代わりに:「英語ができると、外国の人と友達になれるよ」
英語の先にあるポジティブなイメージを伝えることで、学ぶ意味を前向きに受け取れます。
声かけが難しい場面でよくあるパターン
指導の現場で気づいたことがあります。NGの声かけが出やすいのは、保護者の方自身が焦っているときや、周囲の子どもと比較してしまっているときが多いです。
「〇歳でもうこんなにできるのか」「英会話教室に通っているのにうちの子は…」という気持ちが、意図せず言葉に出てしまうことがあります。英語学習のペースには個人差があります。特に幼児期から小学校低学年にかけては、今日できなかったことが数ヶ月後に突然できるようになるケースが多く、焦りは逆効果になりやすい時期です。
お子さんの今の状態を「遅い」と見るより、「今ここにいる」と見る視点を持てると、声かけも自然と変わっていきます。
「何も言わない」も一つの選択
上手な声かけが難しいときは、無理に言葉を探さなくても構いません。お子さんが英語を使えた瞬間に、笑顔でうなずくだけでも十分な励ましになります。評価の言葉より、一緒に楽しんでいる様子を見せることの方が、お子さんにとっての動機になることも多いものです。
まとめ
声かけを変えるのは、最初は難しく感じるかもしれません。でも、「できないこと」より「できたこと」に目を向ける習慣は、英語学習だけでなくお子さんの自己肯定感全般にも影響します。
ビバイでは、お子さんへの関わり方について保護者の方からご相談をいただくことも多くあります。月に一回の指導報告書に合わせて、ご家庭での声かけについてのアドバイスもお伝えしています。気になることがあれば、ぜひ一度ご相談ください。
Mai
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