「レッスンの時間以外、家でなにをすればいいんでしょうか」
保護者の方からよくいただくご相談です。ドリルをやらせるべきか、それとも放っておいてよいのか。悩む方は少なくありません。
子供英会話家庭教師ビバイ(bebai)のRinaです。今回は、ドリルでも教材でもなく、「遊び」を通して英語を使う機会をつくる方法をご紹介します。
なぜ「遊び」が効くのか
子どもは、覚えた単語をそのまま使えるわけではありません。実際に口に出し、相手の反応を受け取って、また話す。このやりとりを繰り返すことで、知識が「使える言葉」に変わっていきます。
ドリルは知識を増やすには向いていますが、「使う」体験までは作れません。だからこそ、家庭でのちょっとした遊びの時間が大きな意味を持つのです。
ごっこ遊び3選
1. お店ごっこ
保護者が「お客さん」、お子さんが「お店の人」になります。
“How much is this?” “It’s 100 yen!”
たったこれだけのやりとりでも構いません。最初は単語だけでもよく、慣れてきたら品物を増やしたり、値段交渉を加えたりして難易度を上げていきます。買う・売るという目的があるので、子どもは自然と英語で答えようとします。
2. ぬいぐるみインタビュー
お気に入りのぬいぐるみや人形に、保護者がインタビュアー役で質問します。
“What did you eat today?” “Do you like rain?”
お子さんはぬいぐるみの代わりに答えます。自分自身に直接質問されるよりも、ワンクッションあることで気軽に英語を口にできるお子さんが多い遊びです。
3. 英語探偵ごっこ
家のあちこちに英語のヒントを置いておき、それを手がかりに「お宝」を探します。
“Look under the table.” “It’s blue and small.”
ヒントを読む、ヒントを出す、どちらの役も英語でのやりとりが必要になるため、聞く力と話す力を同時に使う遊びです。年齢が小さいお子さんには単語だけのヒントから始め、慣れてきたら短い文に変えていくと、無理なく難易度を調整できます。
遊びを長く続けるための3つのコツ
ごっこ遊びは効果的ですが、最初の数回で終わってしまうご家庭も多いものです。続けるためには、次の点を意識してみてください。
毎日同じ時間に少しだけ 夕食前の5分、お風呂上がりの5分など、決まったタイミングに組み込むと、子ども自身も「次はこれをやる時間だ」と見通しを持てるようになります。
役割を時々入れ替える お店ごっこなら、いつもお子さんが店員役だと飽きてしまいます。たまに保護者が店員、お子さんがお客さんになることで、新しいフレーズに触れるきっかけが生まれます。
できたことより、言おうとしたことに注目する 発音や文法が多少違っていても、まずは英語で伝えようとした行動そのものに目を向けてください。指摘よりも反応を返すことを優先すると、お子さんは次も話そうとしてくれます。
ある家庭での変化
人前で英語を話すのが苦手なタイプのお子さんがいました。レッスン中も声が小さく、答えがわかっていても発言をためらう様子が見られていました。
そこで、ご家庭にお店ごっこを提案したところ、最初はぬいぐるみ相手に小声で練習する程度でしたが、数週間続けるうちに、声の大きさと発言の回数が少しずつ増えていきました。レッスン中も、以前より自分から手を挙げる場面が増えています。
「正しく話せるか」よりも、「話してみたい」と思える場をどれだけ用意できるかが、子どもの英語力を伸ばす近道だと、この変化を見て改めて感じました。
まとめ
特別な教材は必要ありません。1日5分、お店ごっこやインタビューごっこを取り入れるだけで、お子さんが英語を「使う」機会は十分に作れます。
もし、ご家庭でのやり方に迷ったときや、お子さんに合った関わり方を専門的に相談したいときは、私たちbebaiの家庭教師がお手伝いできます。一人ひとりの性格に合わせて、無理なく英語を使う場を一緒に作っていきましょう。
Rina
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