英語嫌いにならない子に育てるには?小さいうちの”英語との出会い方”
「英語は大切だから、子どもには早くから学ばせたい」そう考える保護者の方は多いと思います。しかし同時に、「英語嫌いになってしまったらどうしよう」という不安も抱えているのではないでしょうか。
実は、子どもが英語を好きになるか嫌いになるかは、最初の出会い方で大きく変わってきます。今回は、英語嫌いにならないために、幼少期の英語との出会い方について考えてみたいと思います。
英語嫌いになる子の共通点
ビバイで多くのお子さんを指導してきた経験から、英語に対して苦手意識や嫌悪感を持つ子どもたちには、いくつかの共通点があることがわかりました。
最も多いのが、「できないことを指摘されすぎた」というケースです。発音が違う、文法が間違っている、単語を覚えていない。こうした指摘が重なると、子どもは「英語は難しい」「自分にはできない」と感じてしまいます。
また、「楽しくない学習方法」も大きな要因です。ひたすら単語を暗記させたり、文法ルールを詰め込んだりする学習は、大人でも苦痛に感じるものです。まして、遊びたい盛りの子どもにとっては、英語そのものが「つまらないもの」として記憶されてしまいます。
「完璧」を求めすぎない
保護者の方にお伝えしたいのは、幼少期の英語学習において「完璧さ」は必要ないということです。
むしろ、間違えることは学習の一部です。大人でも母国語を話すときに言い間違えることはありますよね。子どもが英語を学ぶ過程で間違えるのは、当然のことなのです。
「rとlの発音が混ざっている」「三単現のsが抜けている」こうした細かいミスを気にするより、「英語でコミュニケーションを取ろうとしている」という姿勢を褒めてあげることが大切です。
ビバイの講師たちも、お子さんの小さな成功を見逃さず、たくさん褒めることを心がけています。「今日は新しい単語を使えたね!」「先週より発音が上手になったね!」こうした声かけが、子どもたちの自信につながっていきます。
楽しい経験として英語と出会わせる
では、どうすれば英語を楽しい経験として子どもに提供できるのでしょうか。
まず大切なのは、遊びの中に英語を取り入れることです。歌やダンス、ゲーム、絵本の読み聞かせなど、子どもが自然と楽しめる活動を通じて英語に触れさせましょう。
例えば、”Simon Says”(日本の「だるまさんがころんだ」のような英語の遊び)や、英語の歌に合わせて体を動かすアクティビティなどは、子どもたちに大人気です。こうした活動の中では、子どもは「勉強している」という意識なく、自然に英語を吸収していきます。
また、英語を使って何かを達成する経験も重要です。英語で好きなキャラクターの名前を言えた、英語で「ありがとう」を言えた、簡単な英語の絵本を読めた。こうした小さな成功体験の積み重ねが、「英語って楽しい」という感情を育てます。
次回の投稿では、ビバイでバイリンガル講師から学ぶことのメリットや、保護者の方にお願いしたいご自宅での役割を、お伝えしたいと思います。
Mai
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