英検は何歳から受けるべき?現役講師が正直に答えます

「英語を習い始めたから、英検も受けさせた方がいいのかな」 「周りのお子さんが英検を受けていると聞いて、うちの子は大丈夫か気になっている」

英語教育に関わっていると、英検についてのご相談は本当に多いです。今回は宣伝なしに、正直な視点でお答えしようと思います。

英検に「正しい受験年齢」はない

まず最初に結論を言うと、英検を何歳から受けるかに、絶対的な正解はありません。英検の公式サイトでも年齢制限は設けられておらず、5歳で5級を受験する子もいれば、小学校高学年で初めて受ける子もいます。

ただ、「受けるべき年齢」よりも重要な問いがあります。それは「何のために受けるのか」です。

英検を受けさせる目的を整理する

英検を受験する目的は、大きく3つに分かれます。

目標として使う 「次の試験で合格する」という具体的なゴールが、学習のモチベーションになるケースです。向上心がある子や、達成感を大切にする子には、段階的な目標として機能します。

力試しとして使う 今の英語力がどの程度か、客観的に測るために使う方法です。合否にこだわらず、「今どのくらいできているか」を確認する目的であれば、年齢を気にせず挑戦できます。

将来の受験・進学に備える 高校受験や大学受験で英検のスコアが評価される学校が増えています。この場合、逆算してどの時期までにどの級を取るかを計画することが重要になります。

目的が曖昧なまま「周りが受けているから」という理由で受験させると、不合格のときに英語嫌いのきっかけになりかねません。まずご家庭で、何のために受けるのかを話し合っておくことをおすすめします。

学年・年齢ごとの目安

一般的な目安として参考にしてください。あくまでも「こういう子が多い」という傾向であり、早い・遅いに優劣はありません。

幼児〜小学校低学年(5〜8歳頃) 英検5級(中学初級程度)を目標にするケースもありますが、この年齢での受験は慎重に考えてほしいと思います。筆記試験のフォーマットに慣れる練習や、試験会場での緊張感が、英語そのものより先に「英語は大変なもの」という印象を与えてしまうことがあるからです。この時期はまず英語を楽しむことを最優先にしても、後から十分に取り返せます。

小学校中学年(9〜10歳頃) 読み書きへの抵抗も薄れ、試験というフォーマットにも少しずつ慣れてくる時期です。英検5級を目標にするのに適した年齢と言えます。合格体験が自信につながりやすいこの時期に、初めての英検挑戦を設定する方が多いです。

小学校高学年(11〜12歳頃) 英検5級・4級が視野に入ります。中学受験をお考えの場合、学校によっては英検のスコアが評価されることもあるため、早めの確認をおすすめします。

中学生以降 3級・準2級・2級と、受験・進学を意識した目標設定が具体化する時期です。

「合格させること」が目的になっていないか

講師として一つ気になることをお伝えすると、英検対策に特化した学習に偏りすぎることで、英語を「使う力」よりも「試験に通る力」しか育たないケースを見ることがあります。

英検の筆記・リスニング問題に正解する力と、実際に英語でコミュニケーションを取る力は、重なりつつも別のものです。特に幼児・小学生の時期は、試験のための英語よりも、英語でやり取りする楽しさを体感する経験を積んでおく方が、長期的な英語力の土台になります。

英検はあくまでも成長を確認する「ものさし」の一つ。合格を目標にしながらも、「英語が好き」という気持ちを大切にする姿勢を忘れずにいてほしいと思います。

英検を考え始めたなら、まず現在地を知ることから

「うちの子は今どのレベルにいるか」を把握することが、受験計画の第一歩です。ビバイでは、定期的なレベルチェックを行い、お子さんの現在地と次のステップを保護者の方にお伝えしています。英検のタイミングについても、それぞれのお子さんの状況を見ながら一緒に考えさせていただきます。

まずは無料体験レッスンで、お子さんの英語力を確認してみませんか。英検に関するご相談も、お気軽にどうぞ。

Mai
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