英語力より先に変わるもの—子どもたちを教えて気づいた、成長のリアル

「英語、どのくらい話せるようになりましたか?」

レッスンを始めて数ヶ月経つと、保護者の方からこう聞かれることがあります。当然の問いだと思います。でも、正直にお伝えすると、英語力よりも先に変わることがある。そして、その変化の方がずっと大切だと、私は感じています。

子供英会話家庭教師ビバイ(bebai)のWです。日本語・中国語・英語の3言語環境で育った経験を持つ私が、講師として子どもたちと向き合う中で気づいてきたことをお伝えします。

最初に変わるのは、「待てる」かどうかです

英語を始めたばかりの子どもは、知らない言葉が出てくるたびに固まります。目が泳ぎ、黙り込む。そのとき講師がどう接するかで、その後がまったく変わります。

私が意識しているのは、急かさないことです。沈黙を埋めようとしない。「大丈夫、考えていいよ」という空気をつくる。

すると、あるときから子どもが変わります。わからなくても固まらなくなる。「うーん」と声に出しながら考え始める。この変化は、英語力とは関係ありません。「わからなくても、ここは安全だ」という感覚が育った証です。

この感覚が土台にないと、どれだけ単語を覚えても、英語を使う場面で体が縮こまってしまいます。

「間違えた」あとの表情が変わる

最初のうち、間違えた瞬間に子どもの顔が曇ることがあります。恥ずかしさ、焦り、「また失敗した」という感覚。グループレッスンでは特に、周囲の目が気になってその感情が強くなりがちです。

マンツーマンのレッスンを続けていると、この表情が変わってきます。間違えても、すぐに次を試そうとする。むしろ「あ、違った」と自分でツッコミを入れながら笑えるようになる子もいます。

失敗を笑えるようになった子は強いです。英語に限らず、新しいことへの構えが変わっていきます。

「知りたい」が出てくる瞬間

ある時期から、子どもの方から質問してくるようになることがあります。「これ英語でなんて言うの?」「外国の人ってどんな食べ物食べてるの?」

最初は与えられた課題をこなしていた子が、自分で世界を広げようとし始める瞬間です。

私自身、子どものころに3言語の環境の中で「言葉によって見える景色が違う」と気づいたとき、言語への好奇心に火がつきました。その感覚に近いものが、子どもたちの中に育ち始めているのを見るとき、講師としてもっともやりがいを感じます。

保護者の方が最初に気づく変化

面白いことに、こうした変化に最初に気づくのは保護者の方であることが多いです。

「なんか最近、知らない英語を自分で調べてるんです」「外国人の店員さんに話しかけようとしてました」「英語の曲を口ずさんでいて」

こういった報告をいただくたびに、レッスンで起きていることが日常にじわじわと染み出しているのを感じます。これが英語学習の、本当の手応えだと思っています。

英語力は、その後からついてくる

誤解のないようにお伝えすると、語彙や文法が大切ではないと言いたいわけではありません。ただ、順番があるとすれば、「英語を使うことへの抵抗がなくなる」「間違いを怖がらなくなる」「自分から知ろうとする」——この3つが育った子は、その後の英語の伸びが明らかに違います。

土台ができていれば、英語力はあとからついてきます。逆に、土台のないまま英語だけを詰め込もうとすると、どこかで必ず壁にぶつかります。

「英語、どのくらい話せるようになりましたか?」という問いに、私がいつも心の中で付け加えるのはこういうことです。それより先に、もっと大事なことが変わっていますよ、と。


W


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