世界の子どもたちはどうやって英語を学んでいる?(Part 1)
― 日本との違いに驚きました ―
こんにちは。子ども英会話家庭教師 bebai の Rina です。
私は大学時代にオランダとフィンランドへ留学し、現在は英語・日本語・オランダ語を話すトリリンガルとして、子どもたちに英会話を教えています。
「日本の英語教育って、海外と比べてどう違うの?」
そんな疑問を持つ保護者の方に向けて、今回は私自身が現地で見てきた世界の英語教育のリアルをお伝えします。
オランダの子どもたちが英語を「普通に」話せる理由
オランダ留学中、最も衝撃を受けたのは、小学生が当たり前のように英語を使っていたことでした。
ある日、友人家族とカフェに行ったときのこと。
10歳くらいの男の子が、店員さんに自然な英語で注文していたのです。母語はオランダ語なのに、英語への切り替えがとてもスムーズでした。
私が「英語がとても上手だね」と言うと、友人は笑ってこう言いました。
「ここでは普通だよ」
オランダでは、小学校1年生から週2〜3回、英語の授業があります。
ただし、印象的だったのは授業時間の長さよりも、その中身でした。
「間違えていい」が前提の英語教育
オランダの英語教育で特に印象的だったのは、正しさよりも「伝えようとする姿勢」を大切にしていることです。
文法ミスや発音のズレを細かく指摘することは、ほとんどありません。
先生たちはまず、
- 英語を使おうとしたこと
- 自分の言葉で話そうとしたこと
をしっかり褒めます。
私が見学した授業では、7歳くらいの女の子がこんな発表をしました。
“I go to park yesterday.”
過去形は間違っていますが、先生は笑顔でこう返しました。
“Good try! Oh, you went to the park?”
「訂正する」のではなく、会話の中で自然に正しい表現を聞かせる。
この雰囲気が、子どもたちから「間違える怖さ」を取り除いているのだと感じました。
フィンランド式:英語が「日常に溶け込む」環境
フィンランドでも、子どもたちの英語力の高さに驚かされました。
ただし、こちらは少し違うアプローチです。
フィンランドでは、テレビ番組や映画の多くが英語音声+字幕で放送されています。吹き替えが少ないため、子どもたちは幼い頃から自然と英語の音に触れています。
ホームステイ先では、6歳の男の子が英語のアニメを見ながら、セリフを真似して声に出していました。
私が「英語が好きなんだね」と言うと、お母さんはこう教えてくれました。
「本人は勉強しているつもりはないの。遊びの延長よ」
英語が「特別な勉強」ではなく、生活の一部になっている。
これがフィンランド式の強さです。
韓国の英語教育:熱心さとプレッシャーの間で
留学中に出会った韓国人の友人からは、また別の話を聞きました。
韓国では、幼稚園から英語教育を受ける子も多く、英会話教室に週3回以上通うケースも珍しくありません。保護者の教育熱は非常に高いそうです。
一方で、彼女はこんなことも言っていました。
「熱心すぎて、子どもが英語を嫌いになることもある」
実際、彼女自身も幼少期に英語が嫌いになりかけた経験があるそうです。
ここから学べるのは、どんなに環境が整っていても、「楽しい」がなければ続かないということです。
日本の英語教育との大きな違い
日本の英語教育には、
- 文法を丁寧に学べる
- 読み書きがしっかり身につく
といった大きな強みがあります。
ただ、海外と比べると気になるのは、「間違えないこと」が重視されすぎている点です。
私自身、中学生の頃に
「発音が変だと思われたらどうしよう」
と不安で、英語の授業で手を挙げられなかった経験があります。
正確さを求めるあまり、「使ってみる勇気」が育ちにくくなっているのかもしれません。
世界の良いところを、日本の子どもたちへ
私が bebai で子どもたちに英会話を教えているのは、
- 完璧じゃなくていい
- 間違えても大丈夫
- 英語はコミュニケーションの道具
という、海外で見た価値観を、日本の子どもたちにも届けたいからです。
オランダやフィンランドの子どもたちのように、
まずは 「英語って楽しい!」 と感じるところから始めてほしいと思っています。
次回予告|家庭でできる「世界式」英語の取り入れ方(Part 2)
次回の Part 2 では、
- 海外に行かなくてもできること
- 家庭で英語を自然に取り入れる工夫
を、私が実際に保護者の方へおすすめしている方法とあわせてご紹介します。「何から始めればいいかわからない」という方でも、すぐ試せる内容です。
ぜひ続けてお読みください。
Rina
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