2026年10月2日 · @Bebai
「世田谷区の小学校って、英語は何年生から始まるの?」 「学校でも英語があるなら、習い事まではいらない?」
世田谷区にお住まいの保護者の方から、こうしたご質問をよくいただきます。子供英会話家庭教師ビバイ(bebai)のMaiです。
結論から言うと、世田谷区立小学校では1年生から英語にふれる授業があります。国の決まりでは英語の授業は3年生からですが、世田谷区は1・2年生にも独自に外国語活動を設けています。
この記事でわかること
- 世田谷区立小学校の英語授業を、学年別の時間数で整理した一覧
- その時間数が、子どもにとって「どのくらいの量」なのか
- 授業以外に区が用意している英語の機会
- 学校の英語を活かすために、家庭で補いたい3つのこと
読み終えるころには、お子さんの学年で学校が担ってくれる部分と、家庭で少し手を添えたい部分の見通しが立つはずです。
世田谷区立小学校の英語、学年別の早見表
世田谷区立小学校の英語は、国の基準に区独自の上乗せが加わった形です。区の公表資料をもとに、学年ごとに整理しました。
| 学年 | 国の基準(学習指導要領) | 世田谷区の取り組み | 主なねらい |
|---|---|---|---|
| 1・2年生 | 英語の授業はなし | 区独自に外国語活動を教育課程に位置づけ、ALT(外国人英語指導補助員)の授業が年10時間 | 英語の音や外国の人に慣れる |
| 3・4年生 | 外国語活動 年35単位時間(週1コマ程度) | ALTを年35時間分配置 | 「聞く」「話す」を中心に慣れ親しむ |
| 5・6年生 | 教科「外国語」 年70単位時間(週2コマ程度) | 英語専科の先生がいない学校にALTを年35時間分配置。ALTとは別に、英語活動支援員が1学級あたり年35時間 | 「読む」「書く」が加わり、成績もつく |
※1単位時間は小学校では45分です。 ※ALTの時間数は令和8年度の派遣仕様、英語活動支援員は令和7年度の実績です。配置は学校ごとに異なる場合があるので、詳しくはお子さんの学校の年間指導計画をご確認ください。
区立小学校全61校では、全教員を対象にした英語活動の校内研修も行われています。国の基準より2年早く英語にふれ始め、ALTとの授業も多めに確保されているのが世田谷区の特徴です。
ちなみに世田谷区には、区独自の教科「日本語」もあります。小・中学校で週1時間、深く考える力や表現する力を育てる授業です。英語と母語の両方を大切にしている区だと言えるでしょう。
数字で見ると、学校英語は「慣れる場」
時間数を身近な単位に置き換えると、学校英語が担う役割が見えてきます。
1・2年生の年10時間は、おおよそ月に1回のペースです。英語の音に「こんにちは」をする入口としては貴重ですが、次の授業までに1か月近く空きます。
6年間を合計すると、約170時間になります。国の基準の210単位時間(3〜6年生)に、1・2年生のALT授業20単位時間を足して45分をかけた単純計算です。週1回60分の習い事に換算すると、3年半ほどの量にあたります。決して少なくはありません。
一方で、見落としがちなのが「一人ひとりが話す時間」です。小学校の学級は最大35人です。仮に45分の授業で先生と1対1で話す時間を全員で分けると、1人あたり約1分20秒になります。
もちろん実際の授業では、ペアやグループで話す活動も取り入れられています。それでも、大人数のクラスで一人ひとりが話せる量には限りがあります。
つまり学校英語は、英語に「慣れる」「好きになる」「基礎を知る」場としてはしっかり設計されています。一方、自分の言葉で「話す」量と、授業と授業の「間をつなぐ」ことは、家庭や学校外で補うと伸びやすい部分です。
授業以外にもある、世田谷区の英語の機会
世田谷区は、授業の外でも英語を「使う」体験を用意しています。主なものは次のとおりです。
| 取り組み | 対象 | 内容 |
|---|---|---|
| 国内英語謎解きまち歩き事業 | 区立小学校5年生(100名・抽選) | 区役所周辺で英語サポーターと交流しながら、英語で謎解きミッションに挑戦。2026年度は11月1日開催で、申込は8月20日で終了 |
| バンバリー市小学生親善訪問団の受け入れ | 区内の家庭(ホームステイ受け入れ) | 姉妹都市オーストラリア・バンバリー市の小学生を平成8年から毎年受け入れ。2026年度も受け入れ家庭を募集 |
| 中学生海外派遣 | 区立中学2年生 | カナダ・オーストリア・オーストラリア・アメリカへの教育交流。小学生の海外派遣は2025年度で終了 |
こうした募集は、学校から届く「すぐーる」の配信や区のホームページで告知されます。申込期間が短いものもあるので、早めのチェックがおすすめです。
どれも「英語を使ってみる」貴重な一日です。ただ、本番で口が動くかどうかは、それまでにどれだけ英語を声に出してきたかに左右されます。そこで次は、家庭でできることを見ていきましょう。
学校英語を活かすために、家庭で補いたい3つのこと
家庭で補いたいのは、学校では確保しにくい3つです。①声に出す量、②授業と授業のあいだをつなぐこと、③「英語が好き」という気持ちを守ること。どれも、保護者の方が英語を話せなくてもできます。
1. 声に出す「量」を少しだけ足す
学校では一人ひとりが話せる時間に限りがあります。だからこそ家庭では、1日5分でも英語を口に出す場面をつくってあげてください。長さより回数が大切です。
- 1・2年生:ALTの授業で歌った歌やあいさつを、お子さんに「先生役」で教えてもらう
- 3・4年生:授業で習った表現(好きな食べ物、天気、数など)を、食卓のクイズにして1問だけ出す
- 5・6年生:「名前・好きなこと・できること」を英語3文で言ってみる。中学校の自己紹介にそのままつながります
家での遊び方は「英語は教えるな、遊べ|家庭でできる英語ごっこ遊び3選」でも詳しくご紹介しています。
2. 授業と授業の「あいだ」をつなぐ
1・2年生のALT授業は月1回ほどなので、次の授業までに忘れてしまうのは自然なことです。英語の授業があった日に「今日はどんな英語が出てきた?」と聞いてみてください。出てきた単語を一つ、メモにして冷蔵庫に貼っておくだけでも、次の授業への橋渡しになります。
5・6年生になると、授業に「読む」「書く」が加わります。音と文字のつながりがあいまいなままだと、ここでつまずきやすくなります。学校で習った単語を、声に出しながら指でなぞって読む習慣をつけておくと安心です。詳しくは「子どもの脳はどうやって文字と音をつなぐのか|フォニックス学習の神経科学」をご覧ください。
3. 「英語が好き」という気持ちを守る
5・6年生では英語が教科になり、成績がつきます。テストで間違いを指摘される機会が増えるため、苦手意識が芽生えやすい時期です。
家庭では、間違いをその場で直すよりも、英語で伝えようとしたこと自体を認めてあげてください。「発音が違う」ではなく「英語で言えたね」。この一言の差が、中学校で英語を続ける力になります。
声かけのコツは「子どもが英語を嫌いになるNG声かけ5つ|代わりに使いたい言葉」にまとめています。保護者の方ご自身が英語に自信がなくても大丈夫です。むしろ一緒に楽しむ姿が、お子さんにとって一番の手本になります(参考:「英語が得意でない親ほど、子どもの英語力を伸ばせる」)。
学校外の学びを足すなら、「話す量」で選ぶ
家庭だけでは難しいと感じたら、学校外の学びを足すのも一つの方法です。そのときの判断軸は、学校で不足しがちな「一人ひとりが話す量」を確保できるかどうかです。
英会話教室、オンライン英会話、家庭教師には、それぞれ向き不向きがあります。年齢別の比較は「英会話教室・オンライン・家庭教師…結局どれが一番伸びる?年齢別に考える」で詳しくまとめています。家庭教師を探す際のチェックポイントは「東京23区で子どもの英会話家庭教師を探す親が、意外と見ていないこと」もあわせてどうぞ。
ビバイは、世田谷区を中心にご自宅へ伺う子ども英会話の家庭教師です。マンツーマンなので、レッスン時間のほとんどがお子さん自身の「話す時間」になります。学校で習っている表現に合わせたレッスンや、小学校の英語授業のフォローにも対応しています。
講師は、採用率12%の選考を通ったバイリンガルです。自分自身も言葉を学んできた経験があるからこそ、学校英語でつまずきやすいポイントに寄り添えます。月に一度の指導報告書では、ご家庭での声かけのヒントもお伝えしています。
まとめ
- 世田谷区立小学校では、区独自の取り組みで1年生から英語にふれる授業がある
- 1・2年生はALT授業が年10時間(月1回ほど)、3・4年生は年35単位時間、5・6年生は教科として年70単位時間
- 6年間で約170時間と量はしっかりある一方、大人数のクラスでは一人ひとりが話す時間は限られる
- 家庭では、①声に出す量を足す、②授業のあいだをつなぐ、③「英語が好き」を守る、の3つを意識する
学校の英語は、お子さんが英語と出会う大切な入口です。その入口を「楽しかった」で終わらせず、「話せた」につなげる。そのお手伝いができればうれしいです。
「うちの子の学年だと、今なにをすればいい?」というご相談も、無料体験レッスンでお気軽にどうぞ。お子さんの今の英語の様子を見たうえで、学校の英語とあわせた進め方をご提案します。
Mai
Mai
ビバイについて、もう少し知りたい方へ
この記事でお伝えしたような考え方を大切にしながら、ビバイでは子どもの英会話を専門とする家庭教師サービスを提供しています。
「どんな講師が教えているの?」「どんなレッスンをするの?」という方は、まずサービス紹介ページをご覧いただければと思います。無料体験レッスンも随時受け付けています。
→ ビバイのサービスについて詳しく見る
無料体験レッスンのお申し込みはこちらから
ご不明な点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。
03-4500-8170
